当社グループでは、マテリアリティ(重要課題)の一つである「地球環境保全への取組み」の一環として、森林保護活動を推進しています。
2007年には株式会社ジューテックの5周年記念事業として「法人の森林(もり)」制度を活用した分収育林・分収造林を開始しました。 また、2024年には林野庁が推進する「協定締結による国民参加の森林づくり」に賛同し、社会貢献の森づくりを開始しました。
当社グループでは、これらの対象地を「ジオリーブの森林(もり)」と称し、社員の環境に対する意識の醸成を図るとともに、地球環境保全に取り組んでまいります。
本取組みは、SDGsの達成に向けた17の目標のうち、次の4つに貢献するものです。

  • 11.住み続きられるまちづくり
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 15.陸の豊かさも守ろう
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

「法人の森林(もり)」とは?

企業等が国(林野庁)とともに森林を造成・育成するもので、既存の森林の整備を内容とする「分収育林」と、植林によって新たな森林を造成する「分収造林」があります。当社グループでは、これら両方に取り組んでいます。

「法人の森林」制度:林野庁

分収育林概要

対象地
神奈川県足柄上郡山北町世附(よづく) 世附国有林内
面積
約8ha
スギ・ヒノキ・広葉樹を擁した森林
森林内の沢(渓流)

分収造林概要

対象地
栃木県宇都宮市篠井町 金山国有林内
面積
約1.3ha

社員研修の一環として、植樹、枝打ち等の森林整備活動を行っています。

2008年5月 植樹実施
2021年11月 枝打ち実施

2022年度(令和4年度)の環境貢献度

分収育林地・分収造林地における2022年度の環境貢献度は表のとおりです。

2022年度の環境貢献度の表
水源かん養への貢献5,048㎥/年 (2リットル入ペットボトル 252.5万本)
土砂流出防止への貢献111㎥/年 (10トンダンプトラック 20台分)
CO2の吸収・貯蔵への貢献35.9トン/年 (ヒト1人が1年間に排出するCO2 112人分)

林野庁の定める評価方法により算出

社会貢献の森とは?

国有林において植樹、下草刈り、歩道の整備等の森林づくり活動や体験活動を行うことができる、林野庁が推進する「協定締結による国民参加の森林づくり」制度にある6種類の活動目的に応じたメニューから当社が選択した取組みです。

社会貢献の森概要

対象地
神奈川県足柄上郡山北町世附(よづく) 世附国有林内 ※分収育林の隣接地
面積
約0.2ha

2024年9月には、森林づくりの始まりとなる「100周年記念植樹」を実施いたしました。
今後も社員研修の一環として、継続的に下草刈り等の森林整備活動を行ってまいります。

2024年9月 100周年記念植樹実施